院試

およそ二ヶ月ぶりの更新。先週、某大学院の筆記試験があった。その二日後には口頭試問があった。口頭試問などという名を冠してはいるが実際は筆記をパスした人がどの研究室に行くかを決める面接であった。筆記の結果があまり芳しくないので希望の研究室は行けないだろうと踏んでいたのだが、無事、第一志望の研究室に行くことになった。ぎりぎり滑り込んだ形だが、とにかく入れてよかったと思う。これで来年は集積回路ともお別れである。しかし今月から来月にかけてやることは実は多いことに気づく。来月には某企業との合同研究の打ち合わせがあるので、そのための発表資料を作らなければならない。現段階では計算もシミュレーションもしていない、つまりまだ何もしていない。あとオペアンプコンテストというものに参加しなければならない。学部生は必ず参加しなければならないのだ。こちらはどういうところから手をつけていけばいいのだろう。本に載っているような差動増幅回路を基にして改良していけばいいのだろうか。何しろ学部三年まで回路の講義なんてほとんど取ってないので、そのへんの考え方のようなものがまだ身についていない。方針を決めるのにも時間をとられそうだ。まあそういう感じでこれからまだまだ前途多難である。そして実は卒業に必要な単位数に前期の時点で達してないという事実が僕を襲う。後期で一科目修得できればいいのだが、こちらが最大の不安材料であることは間違いない。