『ゲームのお仕事』業界研究フェア 二日目

引き続き二日目の感想をよりテキトーに述べる

ゲーム業界人事採用担当者対談 2010(2)

一日目と同様、各社人事の人がパネラー。広報の人もいた。人が変わっても話の内容は一日目とほとんど同じ。受け身ではなく自分で行動する人がのびるということは何回も聞いた。それだけ大事なことだと捉えよう。だが、司会の人が同じような質問を言い方変えて何度も聞いていたような気がするのでそういう点では退屈だった。あとはパネラーが全員女性で眼福だったということくらい。

ゲームプログラマという生き方

講演慣れしている感じだった。スライドがきれいで笑いも仕込んでいたのでおもしろかった。講演者の経歴から話を展開していく流れで、タイトルの通り人生についての話だったという印象。ゲーム業界への入り方の話でどこの企業でもいいから入ってしまえよということが言われていたが、実は自分もそう思っているということに気づく。自分はまだ学生だからよく分かってないけれど、大企業に囲われてやっていくというよりは、複数の中小企業を経験することでゲーム業界の現場でどういうことが起こっているのか見ていきたい。先のことはそれを材料に考えていけばいいと思っている。まあなんだろう、とにかくどう生きていくかを考えさせられた講演だった。

ゲームプログラマになるときに必要なこと

前の講演とは違って技術的な話が結構出た。でも前半は長い自己紹介でたまらなく退屈だった。自分の会社でゲーム作るときに使うこんなツールを使いました!って言ってもその凄さは学生には伝わりにくいのではないだろうかと思う。実際、自分にはピンとこなかった。後半は必要な技術の話。基本が大事ということで、C/C++Javaの仕様経験や、10000行程度のプログラムを書いてポインタ参照クラス構造体、動的なメモリ管理を使いこなすなど。どこかで聞いたような話だけど、やはりそれだけ重要な基礎となるものなのだろう。

日本で働く海外の人から見る日本のゲーム産業

本当は帰るつもりだったけど面白そうだったので聴いてみた。日本の会社の問題点として洋ゲーにコンプレックス抱えているという話があった。洋ゲーと日本ゲーで異なるところは結局ユーザーが求めるものの違いにぶらさがっているような気がする。それらが直交しかかっているところがあるから洋ゲー vs 日本ゲーの構図になってしまうのもしょうがないような。しかし海外で売れている日本のゲームもあるから直交しているというのは乱暴か。